戦争論/小林よしのり

自分が読書をはじめるきっかけになった本、それまで本とは縁遠い生活を送っていた。漫画だけ読んでた。この本も漫画だけど、、なかなか読み応えのある分厚さだ。文字数も多い。

「大東亜戦争」「個と公」とは何だというお話です。

日本が開戦した理由は、東アジアから欧米諸国を追い出し、人種差別を終わらせ、日本を中心に「大東亜共栄圏」という共同体を構築することが目的だった。だが終戦後GHQにより太平洋戦争と言う名称を強制させられた。とか日本の教育は近代史は教えないし、日本はいまだに戦後レジームが効いている。という概念が形成されていない時で、その頃の若い自分のなにかに目覚めさせた本。個と公においても考え深い。時事問題を語るときに「個と公」の概念がない方が結構いてその時点で話の脈絡がわからなくなる。「大東亜戦争」「個と公」は物事を考える時、自分にとっての大事なファクターになるだろう。

この本に出合ったのは外国に住んでいる時で、政治とか経済とかあんまりよくわかってない時に、日本人の家にあったのを拝借して読んだのですが、その頃、外国に住んでいることもありアイデンティティとかイデオロギーとか政治を肌感で感じており、その国の恐ろしい貧困とか銃社会とか目のあたりにしていたので、日本人特有の平和ボケをして外国に住み始めていたので、凄いカルチャーショックのさなかにイズムを注入された本であります。

下地がないとイデオロギーは直に注入されるからなかなか読書初めにしては刺激的な読み物でした。まだその頃は本をいろんな方向から多角的に本を読んでいくという事はしていませんでした。なので真相というものは左を見て右をみて、徐々に自分のフィルターが形成され見え始めてくるので、今では政治や経済や宗教などの本を読みながら自分なりの突っ込みを入れながら読めるようになってきました。物事を自分のフィルターをとうして見るようにできるようになったきっかけをくれた本です。

それってこうなんだ。とかあれはどうなの?って興味がいろいろわいてきて、今まで受動的に本を読んでいたけど、これをきっかけに主体的に色々な本を読むことができるようになりました。それからゴーマニズム宣言は日本に帰っていろいろ読みました。政治、経済に全く興味のない方ここから読んでみるのもいいのかもしれません。最初の下地をつくるにはいいのかもしれません。漫画なので読書嫌いも意外に読めると思います。イデオロギーも注入されるけど。

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