プライベートバンクは、もともとスイスで発祥し、欧米で発展した、資産額が一定以上の富裕層の顧客を対象に、銀行・証券・信託・保険・不動産など、総合的に資産管理や資産運用のサービスを提供する金融機関です。
Swiss Bank Account スイス銀行口座
スイスが長年プライベートバンクの聖地とされてきた背景には、その誕生の地である、ということに加え、もう1つ理由があります。
それが約300年前にスイスの銀行法で定められた顧客情報の秘匿義務。
警察からの依頼であろうと、よほど犯罪性の高いものでない限りは顧客情報を漏らさないことがスイスのプライベートバンクのこだわりでした。口座を氏名ではなく番号で管理する「隠し口座」も、いまだに小規模なプライベートバンクでは存在します。
その守秘性がよくわかるスイスの銀行の特徴をいくつか列挙してみます。
・口座の持ち主を知っているのは顧客担当者とごく一部の上層部のみ。口座番号が漏れても身元を割り出すことができない
・口座番号さえ知っていれば入金は誰でもできるが、入金先を間違えても守秘義務があるためお金の返還は受け付けない
・顧客同士が顔をあわせることを防ぐために、プライベートバンクを訪問する際は決められた時間に来訪しないといけない。エレベーターも担当者が待つ階にしか止まらない
サー・ウィリアム・ペティは、スイスの金融業界を支配するシェルバーン伯爵一族の人間であり、世界中の富豪が資産を預けるスイスの金融界の、中核の1つである。スイスユニオン銀行の経営一族でもある。
スイスのシェルバーン伯爵(元英国情報部のトップ)が スイス金融界の「ドン」として君臨。
シェルバーン一族はこの銀行の頭取ロベルト・ホルツバッハを使いロックフェラーのリーマン・ブラザースとロスチャイルドの銀行ラザール・フレールに資金を「貸し付けて」来た。
■シェルバーン一族とは・・・
スイスという国の銀行へは、世界中の大富豪がお金を預けている。世界の皇室も預けているようである。エリザベス女王とか各国の王侯貴族も当然預けているだろう。
もちろん12億人の信者を持つカトリック・バチカンも当然であろう。
ロスチャイルドやロックフェラーは戦争を起こしては、敵対する両陣営に金を貸し付けては過去・現在も儲けているが、その金を出す黒幕はスイスの銀行だったわけだ。ということは、世界中の戦争は、世界中の大富豪のお金で行われているということになる。
BIS
BIS(Bank for International Settlements)は、スイスの小さな町バーゼルの丸い小さな建物にあります。バベルの塔にそっくりである。
BISは、世界各国の中央銀行が出資する法人であり、2011年現在58か国の中央銀行が株主となっている。BISは「国際金融マフィア」とも言われます。
どの国の法にも支配されない機関という意味でのマフィアです。
法より優先する独自の倫理綱領がある。
国際金融マフィアは正式な用語です。
最高意思決定機関は株主中央銀行の代表が出席する総会(General Meeting)で、組織規定の改正、決算の承認などの権限を有する。
年1回、6月末から7月初に開催されているが、臨時総会の開催も可能となっている。
世界の銀行に、BIS規制という自己資本規制を課すことで有名です。現在はバーゼル3を試行中です。国際業務を行う銀行の、自己資本比率を厳しくするものです。
バーゼル1(1990年~)は、自己資本比率で8%という規制でした。この規制は、日本銀行を狙ったものでした。海外でプレゼンスが大きくなっていた日本の大手銀行の自己資本比率(自己資本/総資産)は3%程度しかなかった。
このため日本の銀行は資産の圧縮、つまり融資の引き揚げと回収、およびリスク資産とされた株式の売却を迫られました。日本の80年代の資産バブルの崩壊に、金融圧縮での役割を果たしたのが、バーゼル1でした。日本の銀行は不動産融資を引き揚げ、株を売りました。
2006年から発効したバーゼル規制2は、自己資本の内容を、バーゼル1より厳しくするものでした。これが、2008年からの米国のサブプライムローン危機を招くことになったのかの因果関係の立証はできません。しかし、米国と欧州の銀行の信用規模が大きく収縮した。
バーゼル3の、自己資本規制の強化です。2013年から試行され、2018年(2年後)に発効し、19年度から完全実施されます。バーゼル3で要求される自己資本は10.5%です。
きわめて簡単に言うと、デリバティブの規制になるでしょう。このバーゼル3は、次の金融崩壊(ウォール街と欧州)を準備するものになるでしょう。
自己資本比率が特に低いのはドイツ、フランス、英国の大手です。
2018年が危ないというのは、このバーゼル3からでもあります。
このBISそのものがオフショア金融です。これが、オフショア金融の拡大を放置してきた理由にも思えます。
BISは驚くべきことに、マフィアの伝統をひくのか役員会の議事録がない組織です。
黒田日銀総裁も、どんな実質的地位かわかりませんが、役員の1人です。
政府との会議で「BISでは、満期保有する国債でも、リスク資産とする検討が進んでいる。
そうなると日銀が国債を買い進めることが難しくなる」と発言しています。
これはユーロ圏で南欧債が下落したことを受けた検討です。
コメント
[…] https://vybzscope.com/2019/11/01/post-13301/ […]