今回は洗脳言論という本を紹介したいおもいます。
この本は苫米地英人先生の本です。この方めちゃめちゃ面白いです。
博覧強記でディベートマスターで秘密結社。
なにかのグランドマスター。
ロックフェラービルの買取にも関わったお方。
計算言語学Ph.D。
そしてオウム真理教信者を脱洗脳させた方である。
この本は脱洗脳に関わり、どの様に脱洗脳を行ったか、また洗脳のプロセスつまり意識とは何なのか?どの様な技術で洗脳を施すか。洗脳アンカーを打ち込むかが赤裸々に書かれている。
神秘体験を圧倒的臨場感があるのでそれが本当だと思い信じ込むということが書かれているが、自分は神秘体験(臨死体験)が脳内で作られたものとは思えない。
自分には宗教的にも物理学的にもない知識をまざまざと見せつけられた。
これはいったい何なのか?
そしてなぜ共通して同じようなものを見る人たちがこの世にいるのか?
時間と空間を飛び越えるのは量子的なものでそのうちわかると思うが、自分は見えない何かにエデュケーションされている。
それが神なのか、宇宙人か、霊か、また自分で作り出した何かなのかそれはわからない。
だから神秘体験をすべて否定するところからその上に洗脳をかけている手法にはムムムと思うわけです。
宗教はそもそも社会から離れて神仏に帰依するものなのではないでしょうか?と自分とは少し見ているところに温度差がありました。
また洗脳と信仰の線引きは人を殺すか殺さないかということが書かれている。当たり前かと普通の人は思うかもしれないが、この世は仮の世とかパラレルワールドとか来世があるから大丈夫とか社会から見れば逸脱している。
そうかもしれないねというのとそうだと思い込むのは雲泥の差がある。
際(きわ)が面白い、ダメとダメじゃない境の話は何事も面白いし興味深い。でこの本はドグラマグラ的というか意識の深いところの話をしているので、少し乗り物酔いしているしてくる感じが自分はありました。
意識の深いところは洗脳できる、変性意識を作り出すことも書かれている。
ホメオタシスの事なんかも。
上祐史浩オウムのディベートマスターああいえば上祐という言葉が世の中を沸かせた。学生時代苫米地先生とディベートサークルでどのようにディベートを磨いたか書かれている。
この辺りは興味深い。というように脱洗脳以外の事も結構でてくる。
いろいろツッコミを入れながら、脳内変換しながら読んでもらいたい。逆にこの本を100パーセントインストールするのは危険な気がする。
苫米地先生の本は外れない。面白い。とにかく苫米地先生の本はたくさん出ている。是非どうぞお取りになってはいかがでしょうか?