すごい人のすごい話 荒俣宏
ババババイブス!ガイニーでございます。おはようさんです。
時間って鬼のように欲しい。時間をくれ沢山。本を読む時間がたくさん欲しい。
時間をとるためにはお金が必要。
だがだが、収益化バンでユーチューブ大変なことになっておりますが、クリエイターも減ることでしょう。ちなみにこのサイトもサーバーを借りているので赤字でございますし、当然ユーチューブ審査も通りません。大赤字です。志でやっています。今の所。
それに対して『結局、金かよ!!』とか、少数ですけど、そのような失礼な発言をしてくる人がいます。心がえぐられます。経済は価値の交換です。無価値なら見る必要がないのです。価値を感じているから見ているわけです。価値は消費するけど、生産者には何も与える必要がないということ本気で言ってくるのです。
また固定費がかからない商品をつくればとか上から目線で訳のわからない論理を言ってくる人がいます。無価値なものを作ってなにかメリットがあるのでしょうか?三方良し「 商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」とか知らないのでしょうか?
ダボス会議の予測ではこれから60%の人が個人事業主になるといわれています。そのような方は確実に淘汰されますよ。
労働対価をいただくのはおかしいことなのでしょうか?理解ができません。そういうことを言う人は給料をもらっていないのでしょうか?全部善意で動いているのでしょうか?
経済はフェアトレードが原則です。経営者意識のないリテラシーのなさは、正直害悪です。ミクロ経済マクロ経済の触りぐらい理解してもらいたいです。消費者目線でしかものを語れないのは、理解ができません。
コンビニでありがとうといえば、それはおかしいとか。ファミレスで何時間もテーブル占拠して200円ぐらいでネバルとか。働いている人たちにも生活があるんだぞ!こんな小学生レベルの話をしたくないですし、時間を共有したくない。
機会損失とか意識したことないんだろうな。そしてみんな悪気がなかったりするからタチが悪い。そういう人は必ず将来的に絶対なんかやらかすから、最低限の知識とかマナーは身につけたほうがいいよ。そういう人はみんなに損害をもたらす。例えばテーブルを占拠すれば、売上上がらない、その損失分が商品に反映される。みんながそれを負担する。こういうことがイメージできない。無知は罪なり。
クリエイターは結構みんな身を削っているんだぞ!ホント心ない発言はえぐられる。
またネットの世界に労基がないのは、時代のものだよね。このままでは、あっと言う間にグーグルに全て飲み込まれるんだろうね。これが時代だよね。デジタルエイプという本を紹介したけど、そのような強力な力を法的に整備する必要があるということ主張していた本なんだけど、これはクリエイター以外も考える事が必要だ。すべてデーターは記憶されている。そういう時代。
そして何かを得るには何かをなくす。これは真理である。
ということで全然関係ない前置きでしたが、
今回はすごいひとのすごい話という本を紹介します。
この本の著者は荒俣宏さんなのだが、この方ヤバヤバヤバスでございます。
荒俣宏先生はとても尊敬している人なのだが、この方は、全ての時間、金を本に費やしているものすごい博覧強記 !この方はフロも睡眠もとらず、ずっと本を読んでいたい人なのだ。
本のために一億謝金。食事は一回。10年同じスーツ。ヤバスギマックス!!
ちなみに博覧強記とは、広く物事を見知って、よく覚えていること。
ちなみに「博覧」は広く書物を読んで、多くの物事を知っていることで「 強記」は記憶力のすぐれていることを言うんだよね。
この感じたまらん。
そして荒俣宏先生は堅物な方ではなく、見えない世界をちゃんと探求しているというもの凄い方である。
また本は内容が濃いけど、理解しづらく、読みにくい本がたくさんあるが、荒俣宏先生のが場合内容が濃いがわかりやすいという感じがします。
さてさてこの本はその荒俣先生が気になる人に会いに行って対談を文字に起こしたものです。
この本の目次
第1章 新しいからおもしろい、未知と未踏
Ⅰ 竹村公太郎さんと楽しむ土地からの発想
Ⅱ 西成活裕さんと体を張って実験する渋滞学
Ⅲ 高田礼人さんと追跡する「変わり者」ウイルスの戦略
Ⅳ 板見智さんと検証するハゲの噂
第2章 知れば知るほどすごい、日本の底力
Ⅰ 鈴木一義さんと発掘する幕末大名の幅広い知性
Ⅱ 林公義さんと推理する天皇陛下の自然学
Ⅲ 船曳建夫さんと聴き惚れる演歌の神髄
Ⅳ 町山智浩さんと解析するコミック王国アメリカの影響力
第3章 生き物は生き物に学べ、生命の叡智
Ⅰ 鈴木晃さんと発見するオランウータンの高度な社会
Ⅱ 小松正之さんと誇る日本人の深いクジラ愛
Ⅲ 福岡伸一さんと再確認する生命の無常と有情
Ⅳ 浜辺祐一さんと覚悟を決める「人の死に方」
第4章 挑戦して悔いなし、人生の壁と坂
Ⅰ 迫慶一郎さんと乗り込む中国での街づくり
Ⅱ 四至本アイさんと突破する近代日本の大きな障害
Ⅲ 早坂暁さんと白装束で巡る死出の旅路
賢人と賢人の対談と物事を多角的に見る視点というのが凄い。
なんでもそうなんだけど物事は短絡的に見ていては理解できない。
自分の頭にあるフィルターを何個通せるかである。
この数が重要であるし、世の賢人たちのフィルターの数はエグい。
色んな角度で物事を見てみる。渋滞を解消しようとしていたら、生物学から考察するとか、音楽から考察するとかあらゆる角度で物事を見る。
日本のプロって一途に同じことをやり続けるのがプロという意識の方が多いが、伝統芸能とかトラディショナルな物以外、一つのことをやり続けるのはナンセンスだと思う。多岐にわたって知って、つなげる。これが今の時代の捉え方だと思う。スティーブ・ジョブズ的な技術と技術を繋げられる才能が必要なのだと思う。
またこの本は、賢人と賢人の対談なんだが、賢人ってやっぱり紙一重で変人になるんだよね。
ある意味変人と変人のセッション。
あと、本を読む楽しさって、そーなんだ!キラン☆的な未知の知識が入ってきたときが一番おもろいわけで、ダイ・ハードの映画のように何分おきに次々アクションがあるように、この本もダイ・ハードのようにその波がやってきます。おもろー!
この本を読んどくと、インテリハイクラスの人間と食事をするときの話のネタになると思うよ。あとは知的好奇心があるかたには、たまらない本であります!!
ラジオ【書評】荒俣宏著『すごい人のすごい話』
後、陰陽師とフリーメイソンについても書かれているが、上級者向けです。
フリーメイソンについてどういう流れかを知りたい人にはおすすめです。深く探求したい人向けの本です。
また陰陽師の本のほうですが、こちらも同じような感じです。深く探求したい人向けです。
日本の魔法使い、陰陽師といえば芦屋道満か安倍晴明が有名だろう。この本は安倍晴明の末裔たちと副題で作られている。陰陽師は汚れを自分につかせで浄化したりもする。なのでダークサイドな仕事もしたことが書かれている。日本の呪術について知りたい人用です。結構コアな作品なので、初心者向きではないかも。