経済ってそういうことだったのか会議 竹中 平蔵 佐藤 雅彦

ババババイブス!おはようございます!ガイニーです。

この本は2002年に発売された本です。

それも悪名高い竹中平蔵さんの本です。

対談形式で書かれているものです。

平易に書かれているので経済なんて難しそうなんて言っている人には、

一度目を通すのはいいかもしれません。

ただここに書かれていることをそのまま脳にインプットするのは

非常にまずいのかもしれませんが、

いわいる今の経済の流れをきっちり書いてある本です。

2002年のこの本が言っているように

現在はこのように経済は運んでいる。

実行計画書のライト版みたいな感じで読めます。

陰謀論フィルターをかぶせて読むと

あーそういうことーいっちゃうんだぁー。とか

そこまでは話せるんだけど、核心はサラッと流す的な感じとか

そういうところが何箇所もあるので、ピピッと陰謀センサーが反応します。

そういう意味でなかなかオモローです。

そしてこの時点多分小泉内閣ぐらいの時のだから

郵政民営化などの片刃を担いでいたときでしょう。

アフラックに吸い取られるよ。日本はこういう人たちに富を吸い取られているからね。

CSISとか息がかかっている感じ満載です。

仁風林とかの匂いもします。そういう意味でもいろんな角度でこの本を読むことができます。

またバイアス無しで客観的にこの本を見ると

竹中平蔵さんが見えている正義はあるんだろうなと思います。

ホリエモンとかもこの本を押していたみたいです。

この人達はピラミッド型のヒエラルキーを肯定している人たちです。

いわいるその形のほうが富の再分配がいい感じで成り立つと考えているわけです。

優秀で資本が集まるおかげでアイフォンとか発明され、みなに供給され

ローコストで利用できるからいいじゃんという考え方です。

イノベーションを起こせる人たちのポジショントークなのは理解できます。

そのへんの人間感が垣間見える感じもなんか面白いです。

自分は資本主義を否定しているわけでなく、調整の仕方が限りなく間違っていると思う。

過度な資本主義、格差社会は破局をもたらすと思うよ。

すべてぶっ飛ぶ。

そういうことを加味した上で今の経済のあり方というのを考えるのは

非常に経済に関心が持てるのではないでしょうか。

自分が信頼している経済アナリストは三橋貴明さんです。

でもこの方も全信頼を置いているわけではないです。

いろいろな人がいるのでみんなの話を聞いてみるのが面白いですよ。

経済は。