ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

「異次元は存在する/リサ・ランドール (NHK出版)──5次元世界の謎を解く」の画像検索結果

「リサ ランドール(著」の画像検索結果

リサ・ランドール (Lisa Randall、1962年6月18日 – )は アメリカ合衆国の理論物理学者。 専門は、素粒子物理学、宇宙論

著者のリサ・ランドール(ハーバード大学物理学教授)の研究テーマ「異次元空間の証明」です。

異次元研究のきっかけについて、次のように語っております。

「原子核を構成する素粒子の中に、この世界から姿を消すものがあるという矛盾にぶつかり、5次元の研究を始めました。私たちの3次元世界(時間軸を加えると4次元世界)では、すべての物質が原子からできていて、その原子の中心は原子核となっています。原子核は素粒子からできているのですが、ある条件を加えると、この世から姿を消してしまう素粒子があることに気がつきました。無くなるはずのない素粒子が姿を見せ無くなるのはなぜなのか? 私たちの世界を取り巻く別の異次元があり、そこに行ってしまったため消失したと考えると、つじつまが合うのです。その異次元が私たちの世界や宇宙までもを取り巻く、巨大な時空間なのです。その中に、我々の住む3次元世界が平面の膜(ブレーン)のように存在しています。でも、異次元の世界は非常にうまく隠されていて、私たちには見ることができないのです」

これまでも、ミクロの世界では異次元についての理論はありましたが、微細で見えないものと考えられてきました。しかし、彼女は「異次元世界は、巨大で見えないもの、無限の広がりを持つもの」として捉えています。今まで小さすぎて見えなかったのではなく、近くにあるにもかかわらず、うまく隠されているので、大きくても見ることができないというわけです。
じつは私たちは、宇宙の他の部分と隔絶した3次元空間に閉じ込められているにすぎず、そのすぐ隣には高次元宇宙が広がっているのかも知れないのです。

彼女は、読者に理解しやすいように、次のような例えでも説明しています。
「3次元世界という膜(ブレーン)は、バスルームにおけるシャワーカーテンのようなものです。私たちや原子などの物質は、そのシャワーカーテンに貼りつけられている水滴だと考えることができます。水滴がシャワーカーテンに貼りついて下に落ちていくのと同じように、私たちも3次元世界の中を移動することができます。けれども、その水滴がシャワーカーテンから離れてバスルーム(5次元世界)に飛び出すことはできないのです。もし仮にバスルームの中に、他のカーテン(他の3次元空間を持った膜)があったとしても、飛び出してそのカーテンに移ることができないように、私たちも5次元世界にある他のブレーン(膜)に飛び移ることができないのです」人間はこの3次元空間という膜に閉じ込められているので、残念ながら5次元世界を見ることはできないし、行くこともできないと言っています。

というわけでバイブススコープです。自分は体外離脱して宇宙にいきました。そこは5次元でしょう。これはおとぎ話ではなく、科学的に理解できるお話なのです。別にオカルティストでもなくて、物理化学の領域。脳量子理論について書いてあるペンローズ博士の本も一緒にどうぞ。ちなみにワープする宇宙は字が細かく分厚いです。気合が必要。異次元は存在するという本は読みやすいです。初心者にはこちらがオススメです。

amazon


ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く

楽天


ワープする宇宙 5次元時空の謎を解く [ リサ・ランドール ]

amazon


NHK未来への提言 リサ・ランドール 異次元は存在する

楽天


リサ・ランドール 異次元は存在する NHK未来への提言 / リサ ランドール / 若田光一 【全集・双書】