現在62歳、見た目からして矢作先生若い。
この本の中で人間の中で菌などの多様性の中で生きているというようなことを書かれていた。
うーん南方熊楠的というかなんなのか、魂的なものを確信している人は菌の話をする。
腸内フローラを気にしている人は若い。
矢作先生はなにか足るを知る人間で、これは水木しげる先生的なものを感じる。
この本で天外 伺朗の本やアーヴィン・ラズロの本も紹介されている。
自分が読む本と死生観が自分と似ている。
単純に臨死体験という話ではなく。
それに付随するマクロとミクロの話だったり、気の話だったり、科学の話。
現代人は科学的ではないものはトンデモ的にとらえ、吐き捨てる。
これは一種の防衛反応であり、生存するために必要な行為なのかもしれないが、現代の世の中見えるもの、物質的ななにかを崇拝する。
目に見えないものを大切にすることを忘れた者たちにこの本を読んでもらいたい。
人間的に好感のもてるお医者さんである。
基本的に自分は医者が大っ嫌いである。
それは医学が万能であるかのようにふるまうからだ。
驕り高ぶり程人間を濁らせる。
理を知り、足るを知るである。
この本はスピリチュアルはどうでもいいと普段本を読まないような方にわかりやすく、ソフトに教えてくれる本であり、東大の名誉教授の医者が書いた本といえば猜疑心なく読めるのではないだろうか?
とはいえ東大の中の反応は半々らしいです。
また臨床医の経験などから書き上げている。
この先生はアーヴィン・ラズロなどを読んでいるのでドープなことも知っているのだろうけど、皆にわかるようにソフトな仕上がりになっている。
寝る前にさらっと一日で読める量です。
目に見えないものが大切。blessed!!