保安局 エムアイファイブ
本部はロンドンミルバンク11番、テムズハウス。
《Military Intelligence 5》英国情報局保安部(SS, Security Service)の通称。内務省管轄の情報機関。国内での外国スパイの摘発、国家機密の漏洩阻止などの防諜活動、テロ組織の情報収集や取り締まりなど、国内の治安維持活動を専門に行う。
前身は軍事情報部第五課。
内務大臣の管轄下にあるが、内務省との組織上のつながりはない。
また、司法警察権を有さない純粋の情報機関として設立された経緯から、スパイやテロリストの逮捕は、ロンドン警視庁(スコットランドヤード)が担当する。
1997年、ダイアナ妃が、衝撃的な事故死を遂げました。当時、事故直後から、イギリス政府による暗殺だという「陰謀論」が流れ、一時は、イギリス国民の多くも陰謀説を信じたようです。
しかし、報道はもちろん、警察、司法に至るまで全てが、陰謀説を否定する結論を導きました。それから20年後の今、死が近い元MI5エージントが、自分がダイアナ妃を暗殺したとを告白しました。
彼の依頼主は、エディンバラ公フィリップ王配。さらに、この元エージェントは、重要なことを語っています。
「バッキンガム宮殿が、すべての英国ジャーナリストと編集者を抑えている」こと。
そして暗殺の理由は、ダイアナ妃の再婚による改宗を防ぐためなどではなく、「ダイアナ妃が王家の秘密をあまりにも多く知り」「あらゆる種類の狂気の犯罪を公開するつもりだった」ためだと語っています。
クロウリーは、イギリスの諜報機関MI5に所属していた際に、Vサインの持つ魔力をチャーチルに伝授したと言われている。
「Vサイン」=「アポフィスとタイフォンのサイン」を生み出したのは自分である、とクロウリーはその著書で主張している。
「Vサイン」はペンタグラムの魔力を応用したものだ──というのだ。
公の場で「Vサイン」を初めて使ったのはウィンストン・ チャーチル首相であり、しかもそれには魔術的な意味があった。
魔術で使用される「Vサイン」。
シルエットが「悪魔」になる。
1942年、イギリスのオカルト信奉者アレイスター・クロウリーは、1941年2月からのVサインの使用は自分の発案であると主張し、これはナチスによる鉤十字(スワスティカ、ハーケンクロイツ)の使用に対する魔術的な対抗手段なのだと述べた。
彼の主張によれば、彼はこの考えをBBCに所属していた友人に伝え、さらに、MI5とのつながりを介して海軍情報部に伝え、チャーチルの承認を得たのだという。
クロウリーは、自身が1913年に出版していた著書『Magick』の中で、Vサインと鉤十字を同じ図版の中で使っていたことも強調した。