メン・イン・ブラック
1965年にテキサス州で報告されたケースでは、未確認飛行物体を目撃した警察官の元に目撃直後に現れ、口止したという報告もある。
同1965年には、UFO研究家Timothy Beckleyにより、最も古いMIBとされる人物の写真が撮影されている。
メン・イン・ブラック(Men in Black、MIB、黒衣の男)は、未確認飛行物体や宇宙人を目撃した後に、目撃者の家や職場に黒スーツ、黒いソフト帽、黒レンズのサングラスを着用し、黒塗りの黒塗りで大型のGMビュイックやキャデラック、メルセデス・ベンツなど大型セダンに乗って2人あるいは3人組で訪れ、「未確認飛行物体や宇宙人の目撃を他言しないように」との警告や脅迫を行ったり、脅迫のためか目撃者の家の写真を撮影するとされる。
そうした彼らの「忠告」を無視した結果、次は「殺害するぞ」と再警告を受けたり、目撃者の自動車が故意の当て逃げ事故に巻き込まれたという報告もある。
しかし、これらの事例について警察に通報したにもかかわらず、警察官が来なかったり、来たという記録そのものが故意に消されていたという報告も存在する。
MIBの訪問を受けたUFO研究家が、示された身分証明書の氏名を元に、後でその機関に問い合わせてみると「当庁にそのような人物はいない」という回答が必ず返ってくる。
MIBが出没する地域は、主にアメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏である。
アメリカ空軍の未確認飛行物体の公式研究機関「プロジェクト・ブルーブック(英語版)」は、未確認飛行物体の目撃者の元に偽物の空軍士官やFBIが大勢出没している事を認め、これに悩まされている事実を公表している。