イルミナティカードの予言 Ver400 バヴァリア・イルミナティ編

Bavarian Illuminati バヴァリア・イルミナティ

イルミナティは、現実の歴史上の秘密結社の名称。

イルミナーテン光明会啓明結社

歴史上のイルミナティは、18世紀後半に一時期存在し、南ドイツとオーストリアに広まったバイエルン啓明結社バヴァリア啓明結社)と称されるフリーメイソンリー的秘密結社である。

18世紀にバヴァリア・イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプト

1776年にバイエルン選帝侯領のインゴルシュタットで創設された。当初は大学教授アダム・ヴァイスハウプト(英語版)と学生の私的サークルにすぎなかった。

その後、ヴァイスハウプトはフリー・メーソンのロッジに潜入し、最高位に昇りつめ、結社員にも秘密結社(フリー・メーソン)内に秘密結社(イルミナティ)を組織するよう指示を与えたとされている。

フリーメイソンリーとは異なり政治的イデオロギーを有していたため、政治的秘密結社に分類されることもある

体制側から迫害されて1785年に解散を余儀なくされ、活動期間は短かったとされている。

しかしイルミナティ崩壊後にフランス革命が勃発し、バリュエル神父(フランス語版)ら反フリーメイソン論者によってフランス革命の黒幕と指摘された。

19世紀末から20世紀初頭のドイツでは、レオポルド・エンゲル(ドイツ語版)なる人物によるイルミナティ復興運動があり、東方聖堂騎士団を組織するテオドール・ロイス(ドイツ語版)もこれに関与していた。

イルミナティは、フリーメーソンリーの33階級の更に上部の司令塔ということになる。

ネオ・シオニズム系組織としてフリーメーソンよりもより目的性の強いのがイルミナティであり、イルミナティ創設後はフリーメーソンの教義は色褪せ、ユダヤ的本質はイルミナティに純化された。

イルミナティは完全な秘密組織で、一部フリーメーソンと重なりながら独自の歩みを見せていった。