超訳 孫子の兵法 と 超訳 君主論

ババババイブス!おはようございます!ガイニーです。

世の中は白もあれば黒もある、そのように世界はできている。

そして一般的な民衆は性善説の教え的な感覚を持っていて、人間は悪いことするわけが無いということを前提のものさしを使ってくる。だから騙される。とくに平和な日本だと総じてそんな感じで眠れる羊がとても多い。

経営者と従業員、政府と国民のように動かすやつか動かされる人間かのどちらかだ。

圧倒的に動かす人間を知らなすぎる。何を考えていてどのように事を運ぼうとしているかを知らない。だから感覚的に皆話す。それはナンセンスである。感覚的に話すのは一般人であって世のリーダー達は基本的に基礎的概念があるか、基礎的なものを生きている間に勝手に身に着けてしまった人しか無い。対局にあるものを理解することができた人間が、物の総体を見ることができる。

動かす側は人を動かす能力が必要である。人は命令しても動かない。ではどのように納得して動いてもらって競争社会で勝つかを考えている。動かされる人間も同じように考えていると言う人間もいるだろう。だがそれは恐らくそんなに考えてない。二手も三手も動かす側は上手なのだ。もし考えていればすでに独立しているだろう。明確に違うし、トップは基本的に孤独である。絶対に手の内は見えない所にある。ただその手の内を考察することはできる。それはアナタ次第だ。

また組織のトップは常に決断しないといけない。ボランティアではないので人を切るときは切り捨てるという決断をしないといけない。決断ができないトップは全てを滅ぼす。

トップはとにかく自分の哲学がないとメンタルが崩壊してしまう。世の中にはカリスマがいて圧倒的に本も読まず、難儀なことを解決できる人間がいるが、稀である。凡人がそれなりの視野を持つならこの二冊はオススメである。世界の経営者はこの二冊を知っている人が多い。君主論と孫子の兵法。いろいろな世界の場でこの本から引用されている。

また時事的なことを話す立場の人、また理解したい方はこの二冊を読むことをオススメする。これは最低限のリテラシーだ。ちなみにこの本は超訳で本当の本を平易に訳してくれているビジネス本だ。これでさらに深く知りたければ、さらに本流の本を読んでいただきたいと思う。

孫子の兵法は以下の7つに集約されるとしている。

  1. 彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。
  2. 主導権を握って変幻自在に戦え。
  3. 事前に的確な見通しを立て、敵の無備を攻め、その不意を衝く。
  4. 敵と対峙するときは正(正攻法)の作戦を採用し、戦いは奇(奇襲)によって勝つ。
  5. 守勢のときはじっと鳴りをひそめ、攻勢のときは一気にたたみかける。
  6. 勝算があれば戦い、なければ戦わない。
  7. 兵力の分散と集中に注意し、たえず敵の状況に対応して変化する。

君主論は君主とはどうあるものか、君主として権力を獲得し、また保持し続けるにはどのような力量が必要かなどを論じている。

そしてその後に松下幸之助さんのいい人そうなタッチの本を読んだのだけど、孫子の兵法とか君主論とかいうよりも、地球とのバイオリズムの流れで成り立っているという教えを説いている。これが日本的な本来の組織のあり方だと思うが、今の世の中、外資とか政治とか世界の潮流を読むならやはりこの二冊ということになるだろう。

ということで今回はこのへんで。