知性について ショーペンハウエル

ババババイブス!オハヨーゴザイマス。ガイニーでヤンス。

岩波文庫まで手を出すやつはヤバヤバヤバス。

結局物事を詰めてくとここに突き当たる。

ハードな読み物なイメージがある。

さてさて今回は知性についてという本で著者はショーペンハウエル。

ショーペンハウエルは

アルトゥル・ショーペンハウアー

Arthur Schopenhauerショーペンハウエルショウペンハウエルとも)

1788年2月22日 – 1860年9月21日)は、ドイツの哲学者。

主著は『意志と表象としての世界』

Die Welt als Wille und Vorstellung 1819年)。

髪型がヤバイブス!

この本は本を開いた時点で食傷ぎみになりそうな

活字が小さい字で並んでいて

小難しいことがたくさん書いてある。

だがしかし、この本めちゃめちゃおもろかった。

万人におすすめできる本ではないけど、自分にはこの本は大好物。

いやなにがそんなに面白いのかって、200年ぐらい前にはすでに自分と同じような考え方をしているという驚きだ。共感できるところが凄い多い。そして人間の本質というものは今も昔も変わらない。

同じものをみても人によって年によって性別によって、受け取り方が違う。

あたりまえのことなのだが、松岡正剛さんという方がいて、たしか人間の脳は猿とワニとヘビの脳が進化したもので、不具合がある的なことを言っていた。恐らくだけど。そんなようなことを言っていた。事実誤認ならすんまちぇん。

とにかくショーペンハウエルも人々は自分の個の世界のことだけ考えて、他のことには人間は考えるということをしないということなど、今も昔もマズローの欲求の法則の底辺を満足させているだけなのだ。資本主義が成り立つ理由がよくわかる。搾取するものとされるもの。

そしてこの本は形而上学つまり感覚ないし経験を超え出でた世界を真実在とし、その世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問ないし哲学の一分野である。

神、世界、存在、霊魂などがその主要テーマ。

この本読んでてて一番食らった場所は

存在するものにおいて真なるものは、アトムと空間なり。

という言葉、これはショーペンハウエルではなく デモクリトスの言葉

(Dēmokritos、紀元前460年頃~紀元前370年頃)とは、古代ギリシアの哲学者である。

原子論を唱えた。

やばくね。すでにシュミレーション仮説の基礎が紀元前からこの考え方があるのだ。

ショーペンハウエルは哲学的にワンネスについて語り、目に見えない世界について考察している。

唯心論(ゆいしんろん、英: Spiritualism)とは、人間・社会において、心、もしくはその働きこそ至上の要因であるとする存在における立場の一つ。 その反対が、唯物になるになるのだが、唯物論者は大体哲学的な体系がない。それを信じる信じないは別。まずは体系を理解しないと話にならん。そしてこれから世界はワールドスタンダートという時代に否応もなく移行していくだろう。そのときに必要なことはこのような知識なのだ。無神論者の国なんて日本ぐらいなもの。神なんていない、いないと小馬鹿にする人間は、失礼ながら知性というものがない。賢者は少なからず小馬鹿にはしない。

そして世界を理解するためには、宗教ではない哲学から入ると理解できるかもしれない。国際感覚のない人間はこれからサバイブすることは難しくなるだろう。

宇宙の理を知りたければ是非読んでもらいたい本である。面白い。