Spontaneous Combustionとは自然発火現象。
人体自然発火現象(Spontaneous Human Combustion、SHC)は、状況的に見て人間の体が自然に発火したのだろうと推察されている現象や事件例に対する呼称である。
原因については様々な推察がなされている。
「人体自然発火現象」という呼称は基本的に、人体が燃えてしまった状態で発見された事例に対してさまざまな判断が加えられて用いられている。
「燃えてしまった人の周囲には火気がなかった」などの理由により「人間が自然に発火した」と判断した人が、その事例にこの呼称を用いている。
ある人が友人や同僚の家や仕事場に行ってみたら、その友人や同僚の身体が一部ないしほとんどが燃えてしまった状態で発見され、なおかつ周りには火の気が無く、人体の周囲だけが焦げ、部屋全体は燃えておらず、しかも人体そのものはほんの一部を残して炭化ないし焼失してしまっている状態で発見されたといったような事件が発生している。
人体ロウソク化現象の実験は、SHCの3つの特徴のうち、「被害者の体だけ燃える」、「胴体は骨と灰になるまで焼けるが脚は残りやすい」という2点を説明している。
残る「出火原因が不明」という点については、先述のようにタバコの不始末をはじめ、さまざまな原因がある。
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