スーフィズムとは
イスラム神秘主義・スーフィーの修行僧(ダルヴィーシュ)が、神の名を唱える修行「ズィクル(dhikr)」ぐるぐるスパイラルにはまっています。
なにかこの動画は圧倒されるバイブスがありますね。
いわゆる変性意識をつくりだしているでしょう。
ムスリムは、常々アッラーをズィクル(唱念)することが求められています。
そしてズィクルとは最も容易く、それでいて最も偉大なイバーダ(崇拝行為)の1つなのです。
変性意識状態とは、
「意識と無意識(顕在意識と潜在意識)との境界が普段よりも薄れている状態。つまりは、無意識(潜在意識・集合的無意識)からの情報を普段よりも受け取りやすくなっている状態」に意識状態をもっていき宇宙に旅行しに行くのでしょう。
自分は臨死体験をして形而上学的宇宙に行くという経験をしてしまったわけですが、そして頭の中にテレパシーでいろいろなことをレクチャーされるという経験があるのですが、仏教とスーフィーは安易に言えないですけど、考え方は近い気がする。
とても感銘を受ける。
自分の臨死体験と類似する。
スーフィズムを信奉している人たちはスーフィーと呼ばれ、預言者ムハンマド(モハメット)の教えの中でも特に神秘学的な部分を受け継いで保持しています。
つまりスーフィズムはイスラム教の神秘学である。
創造者である神と被創造物である人間の内的な繋がり精神的合一を目指すというものである。
スーフィーの修行は階梯にたとえられ、神の与えてくれる心的状態(アフワール)を経験するとひとつ上の段階に移行できる。
すべての階梯を登り切ると忘我の境地に至り、霊知(マアリファ)と真理(ハキーカ)と呼ばれる高い意識を永続的に得られると考えられた。
スーフィズムでは禁欲的で厳しい修行を行う。
修行法は様々だが、もっとも重要な行はズィクルと呼ばれる祈祷句を読み上げる儀礼である。
神に思念を集中し一心不乱に連祷することでファナー(消滅・消融)と呼ばれるトランス状態に入り神秘体験をする。
ファナーに入るために音楽や踊りも盛んに用いられた。
たとえば、白い布状の服を身につけて一心不乱に回る、回旋舞踊(セマー)と呼ばれるものを行い、神との一体化を求めた。
スーフィーは導師の指導の下、決められた修行(マカーマート)を段階的にこなし、準備を進める。
最終段階では、雑念を捨て去り一心に神の事をのみ考え、神と合一したという悟りが訪れるのを待つ。
この境地に至った者は、時として聖者に認められ、崇拝の対象となった。