Newt Gingrich ニュート・ギンリッチ
有名な米国の政治家、ニュート・ギンリッチは2012年の大統領選で大統領を目指す共和党のトップ候補者ですが、残念なことに、彼は共和党の代表に選ばれませんでした。
Newt Gingrichの純資産は、2006年の240万ドル、2010年の670万ドルから2019年には900万ドル以上に着実に上昇しています。
ギンリッチは、月の植民地化の夢を長く抱いてきました。
2020年までに月のコロニーを立ち上げて運営することを約束することで、2012年の大統領選挙で注目を集めました。
御頭祭
さてニュート・ギンリッチの横に鹿の首がありますが、これは御頭祭を想起させます。それでは御頭祭とはなんでしょうか?
諏訪大社には本殿が無く、背後の守屋山が御神体です。
この“もりや”という名称に惹かれ、イスラエルの十支族帰還運動組織、アミシャブのトップであるアビハイル氏なども訪れて祈りを捧げています。
ということは、この守屋山は、旧約の創世記で主がアブラハムに息子イサクを犠牲として捧げるよう命じた“モリヤの地”の象徴なのでしょうか?
この諏訪大社では、御柱祭に代表されるような、数々の奇祭が行われます。
中でも、毎年4月15日に上社の前宮で行われる御頭祭は異彩を放っています。
現在の御頭祭では、約1.5メートルの御贄柱(おにえばしら)という木の柱と、剥製の鹿の頭が3頭供えられる以外は、一般的な神事と何ら変わりはありませんが、明治時代までは、かなり変わった神事が行われていました。
鹿の頭を75頭供え、その中には必ず、耳の裂けた鹿があったといいます。他の供え物としては、白鷺、白兎、雉子、山鳥、鯉、鰤、鮒などの肉、米、海老、魚など、数多くの獣類があります。
まずは、神官たちが供え物を下ろして食べ、酒を酌み交わします。
その後、御贄柱を飾り立て、神の代わりともされる、紅の着物を着せられた御神(おんこう、おこう)という8歳ぐらいの子供がこの柱に縛り付けられます。
神官がこの御神を小刀で刺そうとした瞬間、諏訪の国司の使者の乗った馬が登場してそれを止めさせ、御神は解放され、祭りは終わるのです。
日本の神道では、獣のような血に関わるものは“穢れ”とされていますから、このようなお祭りは奇怪です。
ならば、“もりや”にあやかって、旧約を見てみましょう。
ユダヤ教では、犠牲の仔羊の血を神殿に捧げたりしますよね?
前述のように、“もりや”という名称はアブラハムとイサクに関わっている可能性があります。
旧約では、主はアブラハムの信仰心を試すため、息子のイサクを生贄として奉げるよう命じましたが、アブラハムが命じられる通りに行動したので、主の御使いが止めさせました。
どうですか?この場面にそっくりではありませんか!
また、この時、木の茂みに1匹の雄羊が角を捉えられており、それを生贄として奉げました。
これは、75頭供えられる鹿の中には必ず耳の割けたものがあった。
新約の使徒言行録に、ヨセフがヤコブと75人の親族一同を呼び寄せた場面がありますが、旧約の出エジプト記では、ヤコブから生まれた者の総数は70人、とあるので、数字に矛盾があります。
そこで、鹿に着目すると、鹿は神の使いとされ、ヨーロッパでは鹿の角はイエスが掛けられた十字架と見なされています。
故に、王侯貴族は狩りで鹿を追い詰めることにより、イエスの受難を追体験すると考え、鹿狩りが盛んに行われました。
“75人の親族”と書かれているのは使徒言行録ですから、象徴的に“75”を“イエスの使徒”と見なしているとしたら、血が滴る鹿の頭は、十字架上で血を流していたイエス、という暗示なのかも知れません。
御頭祭は縄文人の神祭りが基本だと思われますが、そこにシュメールやユダヤ教、キリスト教が重ねられたかのような、極めて複雑怪奇な神事です。
タイのソンクラーン、諏訪大社の御頭祭、ユダヤの過ぎ越し(ペサハ)~祭がこの時期タイのソンクラーン、諏訪大社の御頭祭、ユダヤの過ぎ越し(ペサハ)~祭がこの時期