機械やコンピュータが原因不明で異常な動作をする事をグレムリン効果と言ったりする。
またグレムリンはその成り立ちの段階から日本および黄色人種を起源とする説、20世紀初頭から出てきた新しい妖精である点、などから戦前の欧米から見た黄禍論(テクノロジーをもって発展する黄色人種に対する脅威論)の象徴とする説も根強くある。
モグワイを飼育するに当っては、守られねばならない“3つのルール”。
>ルール1:光に当ててはいけない!
モグワイは光が苦手で、できるだけ暗い場所で飼わなければならない。カメラのフラッシュなど瞬間的なものでもパニックを起こすが、特に太陽光には弱く、長い間当たると体が溶けて死んでしまう。
>ルール2:水に濡らしてはいけない!
モグワイは体に少しでも水が付着すると、激しい痙攣を起こして、やがて背中からピンポン球の様になった毛玉が飛び出し(「発射される」と言っても問題ないくらいに結構勢いがある)、その毛玉から新しいモグワイが生まれる。
お風呂などの水中にどっぷりと浸かるのはもちろんの事、スポイトなどで1~2滴水を垂らしただけでも分裂が起きる。当然、直に水を飲むのも厳禁。
>ルール3:真夜中過ぎたら、決して食べ物を与えてはいけない!
最も重要なルールである。深夜0時を過ぎてからモグワイに食べ物を与えると、その日の内に繭を作って変態を行い、やがて中から全く別の生物へと豹変した“グレムリン”となって現れる!
モグワイの時は体長30cm程度で、小型のほ乳類(リスザル)の様な愛らしい外見をしているが、グレムリン化すると体長は倍の70cmにもなり、外見も鱗で覆われた爬虫類っぽい感じとなる。また爪や歯も鋭く尖り、非常に残忍な性格となって、自堕落に暴飲暴食を楽しむ生態になる。体が大型化するので力なども強くなるが、反面知性はやや劣る様になる。
というわけで、バイブススコープのお時間です。グレムリンという映画で人間がこのルールを破りモグワイからグレムリンになってしまうという物語。
結局人間が扱えないものを扱い欲望に負けると大変なことになるという事。
原発など人間が強欲なまでに推し進めた結果、爆発し収集がつかない事態になり、放射能で汚染され、廃棄する場所もないという現状に至る。
また合成生物学なるものがある。新しい種が遺伝子組み換えで生まれるかもしれないキメラ研究。アメリカ政府が解禁を予定している、人間と動物の遺伝物質を複合させるキメラ胚研究の解禁する可能性は大。ヒト幹細胞を動物の胚に注入するという。半人間、半動物が生まれる