自分が臨死体験したときに天井に浮かび上がった図形がフラワーオブライフという幾何学模様で七色でくるくる回っていた。これをなぜ知ったのかは覚えてないのだが、なにやらオシリス神殿に壁に彫られていたり、神社の狛犬の毬がこの形になっている。こういうのを神聖幾何学というらしい。荒俣宏先生の神聖幾何学の解説があるのだが、この回を何度も聞いている。いまだに。聞くたびに自分も本などを読んでいるので自分の成長とともにこの回の凄みがどんどん増す気がする。とにかくこの世は数学で書くことができ、すべてはひとつに繋がっている。
ラングランズ・プログラム
このようなことをいっているとオカルトやカルトだと思う方もいるかもしれないが、実際やっていることは数学者と変わらない。それがラングランズプログラムだ。
なじみ深い方程式や幾何学といったものだけでなく、「数論」や「調和解析」「ガロア群」など聞き慣れない領域がそこら中で体系をなしている。
机の上に散りばめたパズルピースを、それぞれの数学者がそれぞれの場所でできるところからつなぎ合わせていく。そして、あちこちにできた島・かたまりが、その「数論」「調和解析」の領域なのです。
一見どれも関係なさそうに見えるパズルの島で、各分野の専門家が別々に研究を進めていきます。
しかしある時、360年間解けなかった数学界の超難問「フェルマーの最終定理」を、その分野と全く異なる方法(別の領域の問題を証明すること)で解決してしまった者が現れました。
事態は急変し、実は異なる数学の領域間にも関係性があるのではないか、そうにわかに考えられるようになっていきます。
そこで、「むしろ一部の関係性ってより、もしかしたらこれ全部どこかでつながってるんじゃない?」と予想した人物が登場。
カナダの数学者ロバート・ラングランズ氏です。
彼は、数学の様々な分野が実は“地続き”で、最終的には1つ大きな島(体系)に“統一”できるのではないか、という大胆な予想をし、それがラングランズ・プログラムの提唱となったのです。
その鍵は「対称性」。対称性は、数学と物理学の関係においても鍵である。イスラム幾何学はこの辺のなにかを知っている気がする。
数学ミステリー白熱教室~ラングランズ・プログラムへの招待~ 4回シリーズというのがNHKでやっていてカリフォルニア大学バークレー校のエドワード・フレンケル教授の講義している。これ凄い面白かったです。
実際、クォークの発見は純粋数学の理論から予言されたものだった。
さらにこの10年間で、量子物理学やスーパーストリング理論の世界とラングランズ・プログラムとの関係が次々と発見されてきたという。
抽象的な数学を突き詰めれば、やがてこの宇宙の法則を次々と解明することに繋がるとも考えられるのだ。
それにしてもなぜ、抽象世界を描くはずの純粋数学が、現実を記述する物理学と深いつながりを持つのか…。
この「自然科学における数学の不合理なほどの有効性」はどこからやってくるのか…。
数学は単なる抽象的な存在ではないのではないか…。
フレンケル教授が、私たちのすぐそばにパラレルワールドのように存在する“隠された実態”としての数学を、私たちに気づかせる!
コメント
≪…ラングランズ・プログラム…≫に触れているような記事を見つける。
西洋数学の虚数(i)や√などを含めて演算式を水平面に直交補する垂直面の「ピタゴラスの定理」の眺めを…
i⁴+(√2)²=(√3)²
これは、『ヒフミヨ矩形』の『半分こ』の『ヒフミヨ直角三角形』の始まりです。 また、「カタラン予想」(3²−2³=1)の姿です。
『ヒフミヨヒンメリ』の吊るされたスケルトンの『カタラン直角三角形』は、[垂直軸]と[水平面(軸)]を呈示し、水平(1)に垂直(√8)になる。
レンマ学直交補にてヒフミヨに
の風景から、≪…1・2・3・4でよさそうですが、何か理由がありそうですね。…≫は、【 「ひ」は太陽、「ふ」は風、「み」は水、「よ」は大地 】に始原する[シンタックス]を華厳思想(レンマ学)の【一はすなわち一切であり、一切はすなわち一である】 【一切は零であり零は一切である】(「空海の風景」)に想う・・・
レンマ学ひとふに直交補iに
(『釣鐘体』の頂点)
レンマ学みとよとにi潜む
(「水は方円の器に従う」)