●13 は、西洋において最も忌避される忌み数である。「13恐怖症」を、ギリシャ語からtriskaidekaphobia(tris「3」kai「&」deka「10」phobia「恐怖症」)という。
●13という数は聖書でも特別な意味を持っている。イエスを裏切った弟子であるユダは、最後の晩餐で13番目の席についていたとされており、ユダが13番目の弟子であったする説もある。またキリスト教圏の俗信において、イエスが処刑されたのは金曜日であるとされており、13日の金曜日を題材にした映画が大ヒットしたことで世界中に知れ渡ることとなった。
●伝統的に、絞首台への階段は13段とされた。
●これまで唯一失敗した月ミッションがアポロ13号。
●テンプル騎士団の団員たちが一斉に逮捕され処刑されたのが、1307年10月13日の金曜日。
●名前が13文字だと悪運を持つという古い迷信がある。
●数秘術においてナンバー12は完全と完成の表現だとされる。
- フィリップ4世が、フランス全土においてテンプル騎士団の壊滅を図るため、メンバーたちを一斉に逮捕したのが、1307年10月13日の金曜日だった。その後騎士団は異端とされ財産を没収の上解散、幹部たちを火刑に処している。
- 北欧神話では12人の神が祝宴を催していた時に、13人目となる招かれざる客ロキが乱入して人気者のバルドルを殺してしまったとされ、キリスト教以前から13を不吉な数としており、13日の金曜日についても伝説を持つ。それは魔女としてキリスト教に追いやられたフリッグが11人の魔女と悪魔を招いて毎週金曜日に悪事を企んでいたからだという。なおゲルマン諸語で「金曜日」を表す語は「フリッグの日」に由来する。
- キリストの最後の晩餐に13人の人がいたことから、13は不吉な数とされた。また、キリストが金曜日に磔刑に処せられたとされていることから、13日の金曜日が不吉であるとされるようになった。一説には、イヴによるアダムの誘惑も大洪水からノアが脱出したのもバベルの塔が壊されたのも13日の金曜日だと言われるが、聖書にそのような記述はない。
13日の金曜日の出来事
- 1942年11月13日 – 第三次ソロモン海戦。第1夜戦が米側では Battle of Friday the 13th とも呼ばれる。
- 1972年10月13日 – ウルグアイ空軍機571便遭難事故
- 1996年9月13日- ラッパーの2PACが銃撃され死去。
- 2004年8月13日 – 沖国大米軍ヘリ墜落事件
- 2012年1月13日 – コスタ・コンコルディアの座礁事故
- 2012年4月13日 – 北朝鮮によるミサイル発射実験。発射は失敗
- 2015年11月13日 – フランス・パリ同時多発テロ事件
イルミナティの中枢で、その意思決定を担っている「13血族」と呼ばれる家柄である
1 Aster アスター家
毛皮貿易や不動産投資で財を築いたアメリカ屈指の富豪一族。トーマス・ジェファーソン大統領と共謀して、西海岸にアスター家の主権国家を作ろうと画策したことがある。
2 Bandy バンディー家
ルーズベルト、ケネディ、ジョンソンなど、歴代大統領府の要職につく一家。大富豪ハワード・ヒューズの殺害や、国防総省の要人として原爆開発にも関わっている。
3 Collins コリンズ家
代々、魔術を信奉することで知られていたコリンズ家。17世紀当時に盛んに行われた魔女狩りにおいても、処刑された中に「コリンズ」姓の女性が複数いたという。
4 Du Punt デュポン家
イルミナティの起こしたフランス革命にその名が記録されて以来、アメリカの軍需産業における完全独占体制を作り上げ、GMを傘下に化学業界にも進出している。
5 Van Duyn ファンダイン家
ごく初期のアメリカ大陸に興り、イルミナティのオランダ系譜の代表として存在すると見られるが、13血族の中で唯一支配者層との結び付きを確定できない不思議な一族。
6 Freemen フリーマン家
イルミナティの起源とも言われる秘密結社「シオン修道会」。その修道長を務めたゲイロード・フリーマンの一族である。陰で米国政府を指導し、世界経済に影響を与えているという。
7 Kennedy ケネディ家
いわずと知れたJ・F・ケネディ米大統領の家系であり、悪魔崇拝者やマフィアと通じていたとされる。彼はイルミナティに洗脳されず反抗したため、暗殺されたのだという。
8 Lee 李家
中国史の中で幾度となく重要な役割を果たしてきた家系。洪門や三合会など、マフィアとつながりの深い秘密結社と通じており、その中枢にイルミナティがいるとされる。
9 Onassis オナシス家
ギリシャの海運王として名をはせる実業家の家系。ケネディ大統領暗殺の真犯人と囁かれたオナシスもこの一族だったなど、何かと黒い疑惑が多い。
10 Rockefeller ロックフェラー家
アメリカの産業・金融を牛耳る大資産家一族だが、創業者の代から悪魔崇拝に手を染めている。宗教団体やマスコミ、教育機関を莫大な寄付金でその傘下においている。
11 Russel ラッセル家
哲学者バートランド・ラッセルをはじめとする知識人や政治家を多く輩出した名家。フリーメイソンの儀式との共通点が多いモルモン教との関わりが深いとされる。
12 Rothschild ロスチャイルド家
ロックフェラーと世界を二分するといわれるが、イルミナティにおける支配力においては、13血族の中で最強とも。ヒトラーやリンカーンもその血を引くと噂される。
13 David ダヴィデ家
古代ヨーロッパで栄えたメロヴィング王朝の末裔を自称し、自らを「神聖なる」魔王ルシファーの子孫であると宣言する一派。13番目の血族とされるが、謎の部分が多い。