自分の臨死体験とアカシックレコード

 自分は臨死体験のようなものを経験し、アカシックレコードのようなものを垣間見た。
その時は、宗教的にも科学的にもそのような概念が一切なかったのでパニック。
今はそれがなんだったのかはなんとなく大外わかってきた。
科学的にいえば、特異点で所謂、空間と情報と時間が内包されている点であり、ブラックホール的なものである。そしてそこは4次元から5次元に繋がるものであると思う。量子力学が発展を遂げれば、宗教的なものから物理的問題でかたずけられるときが来るであろうが、自分の臨死体験上、頭に直接しゃべってくるものがいたので、単純な物理的問題ではない。
自分の経験則で語らしてもらうと、意識は量子である。プランク定数、素粒子の世界は時間と空間を飛び越えることができる。つまりそういうことだと思う。

我思うゆえに我ありは死んでもその状態。輪廻するのだろうし、多世界宇宙状態にあると思うし、そこは仏教でいう三昧である。当然カルマがあると思うが、カルマによって身分が固定されている世界を現実に作っているけど、それは違うと思う。そこに生まれる選択をしただけであると思う。とりあえず本日はアカシックレコードの話。

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自分の臨死体験

アカシックレコードと集合的無意識とベルクソン時間

 アカシックレコード

アカシックレコード(英: Akashic Records)

元始からのすべての事象、想念、感情が記録されているという世界記憶の概念で、アーカーシャあるいはアストラル光に過去のあらゆる出来事の痕跡が永久に刻まれているという考えに基づいている。宇宙誕生以来のすべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層を意味することが多い。

アカシャ年代記
(独: Akasha-Chronik、英: Akashic chronicles、アーカシャ記録、アカシアの記録)とも。

近代神智学の概念であり、その他の現代オカルティズムの分野(魔術等)でも神智学用語として引き合いに出されることがある。また、陰に陽に神智学運動の影響を受けている欧米のニューエイジや、日本の精神世界・スピリチュアル、占い、予言といったジャンルでも使われる用語でもある。アカシックレコードが存在する科学的根拠は得られていない。

概要
アカシックレコードの「アカシック」はサンスクリット語の「アーカーシャ」に由来し、その英語的な変化形である。アーカーシャは近代の西洋オカルティズムではエーテルに相当するものとされたが、元来はインドの伝統的な概念であってオカルト的、ニューエイジ的な意味合いはない。

アカシックレコードという言葉は全く近代ヨーロッパ的な用法である。

近代神智学を創始したヘレナ・P・ブラヴァツキー(1831年 – 1891年)はアーカーシャを生命力のようなものとみなし、これを以てアーカーシャは神智学の用語となった。

アカシックレコード、アカシャ年代記は、神智学協会のブラヴァツキーが最初に使った言葉、もしくは同協会に属し、のちに人智学を提唱したルドルフ・シュタイナー(1861年 – 1925年)が作った言葉と言われる。

シュタイナーは、透視能力のある意識のみが近づくことができる宇宙の超感覚的な歴史、「世界で起こったあらゆることが記録されている」「巨大な霊的パノラマ」を「アカシャ年代記」「アカシアの記録」と呼んだ。

近代神智学系の思想家・オカルティストたちによると、物理界・幽星界・神界・天空などの世界の果てに、それを取り巻くように不思議な境界線が遠く伸びており、ここには全宇宙の歴史が時間の流れにしたがって配列されており、これがアカシャ年代記・アカシックレコードであるという。

アカシックレコードは解読不能な言語によって記された書籍に喩えられる。

近現代の神智学や人智学だけでなく、現代のニューエイジ文化の用語としても使われるようになり、神智学の影響を受けた心霊治療家・心霊診断家エドガー・ケイシーが使ったことで一般に知られている。

ケイシーは催眠状態で病気の診断や予言を行ったが、彼が催眠時にアクセスしていたとされる潜在意識(無意識)の次元、これまでに経験した全ての事柄が刻まれた「霊的な記憶庫」が、のちに神智学の用語に倣って「アカシックレコード」と呼ばれるようになった。

心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱した心理学の概念である「集合的無意識」と同一視または類比されることがあり、「神の無限の記録または図書館」という意味でも使われ、「世界のすべての現象を記録した霊界のスーパー・コンピューター」とも喩えられる。

しばしば万能の情報源と謳われ、一部の人々は実在すると考えている。未来の情報も含まれるとする場合、あらかじめ運命が決まっているという宿命論、予言が行えるとする場合は決定論となる。

ヘレナ・P・ブラヴァツキー

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ヘレナ・P・ブラヴァツキー

ブラヴァツキーが古代アトランティス大陸の聖典だとした『ジャーンの書』について、記者にどこからこの文献をもって来たのだと問われ、「アーカーシャーの記録にアクセスしました」と答えたことが、おそらく世界で最初の用例であり、著書『シークレット・ドクトリン』には「アーカーシャーの記録」という言葉があると述べている。

『シークレット・ドクトリン』には、アカシックという形容詞は用いられていないという見解もある。

ブラヴァツキーは『シークレット・ドクトリン』の中で、「生命の書」 (the Book of Life)、アストラル光(英: astral light)でできた見えない書板にリピカ(Lipi-ka 書記)によって刻まれる「永遠の絵画ギャラリー」(過去、現在、未来のすべての行為や思考の記録)について述べている。

ブラヴァツキーは、この「生命の書」は、アストラル光で構成される見えざるキャンバスに、七大天使の子である言葉、声、霊から創造されたリピカが刻むものとしており、過去においては読み取ることができる種族もいたとする。

または、「アーカーシャ」に、人間の行動(カルマ、因果)を記録する「永遠の絵画ギャラリー」があり、この記録(因果)に対して応報(因果応報)がある(神智学にはインドの輪廻転生、因果応報といった思想が取り入れられている)。

ブラヴァツキーは、「生命の書」は諸宗教に同様の定義があると述べている。
リピカの記録の媒体とされた「アストラル光」の名称はラテン語の「星」(ラテン語: aster < 古代ギリシア語: ?στ?ρ)に由来する。

ヘンリー・スティール・オルコットは The Buddhist Catechism(『仏教要理』、1881年)において「アーカーシャの記録のなかには永続的なものがあって、真の覚りの段階に達するとその同じものを読み取る潜在能力が人にはある」という考えが初期仏教にはあったと述べた。

アルフレッド・パーシー・シネット(英語版)(1840年 ? 1921年)は自著 Esoteric Buddhism (『秘伝仏教』、1884年)の中でその文章を引用している。チャールズ・ウェブスター・レッドビータ(英語版)(1854年 – 1934年)は Clairvoyance (『透視力』、1899年)で「アカシックレコード」という名辞に言及し、それは透視家が読み取ることのできる何かであると認めた。

シュタイナーと同時期の1910年には、レッドビータはインドのアディヤールにおいて、アトランティス時代から28世紀の間の地球の歴史に関するアカシックレコードの霊視を行ったとしている。

ルドルフ シュタイナー

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ルドルフ シュタイナー 

アイオワ大学元教授Marshal McKusickによると、アカシックレコードという言葉を作ったのはルドルフ・シュタイナーである。

神智学協会ドイツ支部事務総長ルドルフ・シュタイナーは、1904年から1908年の5年間にわたり「ルツィフェル・グノーシス」誌において「アカシャ年代記より」を寄稿した。

シュタイナーが霊視によって観察したという宇宙や人間の進化の様子を描いたもので、レムリア大陸やアトランティス大陸にもふれながら人類と太陽系との劇的な出会いを語る宇宙誌である。この連載はシュタイナーの生前に書籍として出版されることはなかった。

エドガー・ケイシー

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エドガー・ケイシー

アカシックレコードという概念は、心霊治療家・心霊診断家エドガー・ケイシー(1877年-1945年)が、晩年から死後にかけてアメリカ社会で人気になるのに伴い知られるようになった(ケイシーに関する著作トマス・サグルー著『永遠のエドガー・ケイシー』(1943年)が出版される晩年まで、ケイシーはあまり知られていなかった)。

彼は、メスメリズム(動物磁気療法、催眠療法)による催眠状態で人々からの相談や質問に答えるという、特異な人生を送った。喉頭炎を患い声が出なくなった時に、メスメリストによる催眠治療を受けたが、催眠状態では声を出すことができ、普段とは異なる人格が現れた。その人格が語る病気の原因と治療法によりケイシーは失声症を克服し、また催眠下では他者の病の治療法も教えたため、徐々に患者の相談に答えるようになった。

競馬や株価の予想といった私益の相談には、うまく能力を発揮することはできなかったという。1923年に印刷業者で宗教・哲学、特に近代神智学に詳しいアーサー・ラマース (Arthur Lammers) に出会い、ラマースは神智学の教えなどを催眠時のケイシーに質問し、ケイシーは神智学の影響を大きく受けた。

ラマースの勧めでケイシーは病気相談(フィジカル・リーディング)だけでなく、過去生の経緯や過去生を含む人生全体の相談(ライフ・リーディング)に応じるようになり、支持者が集まり活動は組織化されていった。

グノーシス主義等を研究する宗教学者大田俊寛は、ケイシーの思想には神智学協会に始まる近代の神智学と『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」、その代替医療にはニューソートの影響が認められると述べている。

女優シャーリー・マクレーンのオカルト色の濃い自伝的書籍で、ベストセラーとなった『アウト・オン・ア・リム』では、ケイシーの輪廻転生論が重要な位置を占めている。

リーディング記録をもとに彼の思想や歴史館を語るジナ・サーミナラ著『転生の秘密』(1950年)などがベストセラーになり、ケイシーの思想はニューエイジにおいて重視された。

ラマースの知識は神智学に基づくもので、神智学の霊魂観の真偽などを催眠時のケイシーに質問した。

これに対し、ケイシーは次のように説明している。

人間の霊魂は輪廻転生を続けており、太陽系は八次元からなる「魂の修養場」である。

三次元を特徴とする地球では、霊魂は三次元的身体(肉体)をまとって自由意思を行使する。

地球では肉体と霊体という二重性のために、人間の意識は顕在意識と潜在意識に完全に分離してしまい、潜在意識は眠り込んだ状態になる。

潜在意識の次元では、魂がこれまでに経験した事柄(過去生を含む)がすべて記録されている。

ケイシーはこの潜在意識の記録、「霊的な記録庫」にアクセスし、過去世の記憶から得た情報により人々の相談に応じているのだという。

この「霊的な記録庫」が、のちに神智学の用語に倣って「アカシックレコード」と呼ばれるようになった。

ケイシーは、相談者の問題は、前世から受け継いだ「カルマ(因果)」によって起こると考えた。

また、滅亡した古代大陸アトランティス(現在では架空と考えられている)に生きたアトランティス人が多数アメリカに転生していると述べ、アトランティスの興亡をめぐる超古代史なども語った。

ケイシーは、科学技術の暴走による文明の滅亡など終末思想の濃い予言を間近なものとして語り、核兵器の脅威におびえる人々の支持を得た。これらの予言が当たることはなかった。

ケイシーのリーディング結果は1万4000件に及び、アメリカのエドガー・ケイシー財団(Association for Research and Enlightenment、A.R.E.)が管理している。

アカシックレコードへのアクセス方法はチャネリングまたはリーディングと呼ばれるが、これらは心霊主義の交霊会に由来し、元々は霊媒によって行われた。

1960年代のカウンターカルチャーを源流のひとつとし、1970年代後半に始まるアメリカのニューエイジ運動の中で、アカシックレコードへのアクセスが試みられていった。

ニューエイジでは、世界のすべての現象を記録したアカシックレコードは実在し、それにアクセスするチャネリングは真正のものと考えられることがあり、異次元の「ソース」から高次の霊的な情報、真実であり重要な情報を得ることができるチャネラーが多数存在すると考える人もいた。