Go,Lemmimgs,Go!
レミング(Lemming)は、哺乳綱ネズミ目キヌゲネズミ科ハタネズミ亜科レミング族の動物の総称。和名はタビネズミ(旅鼠)。北極及び北極近辺のツンドラ生物群系に生息する。
レミングは、かなり長い間「集団自殺をする」と考えられていた。
スカンディナビアでは「集団で海に飛び込む」という伝説が古くから知られ、また16世紀頃までは「雲の中から自然発生する」とも考えられており、1555年のスウェーデンの文献に、「雲から生まれる」ことを示唆する木版画が描かれている。
「集団自殺をする」とする説は近年まで信じられており、現在でも誤解している人々は多い。
実際には、集団移住を行っている際に一部の個体が海に落ちて溺れ死ぬことはあるが、これは自殺ではなく事故であり、すべての個体が海で溺れ死ぬことはない。
また、レミングは泳ぎがうまく、集団移住の際に川を渡ることは良くある。
ディズニーのやらせ!!レミングたちの自然ドキュメンタリー「白い荒野」の集団自殺?
レミングたちは集団自殺をしないので、映画制作者は彼らの死のシーンに陥ると思われる様々なカメラトリックを使用しなければならなかった。
北米大陸の雪の多い野生生物に関する1958年のアカデミー賞受賞の「True-Life Adventure」自然ドキュメンタリーのホワイト・ウィルダネスで最も記憶に残るシーンは、崖から飛び降りて溺死したレミングの死。
しかしドキュメンタリーに描かれた場面は映画にできなかったので、レミングの実生活を再現するために映画制作者によって演出された。
つまりドキュメンタリーを捏造し、集団自殺することを生物学的に大衆洗脳した。
溺れ死んだ大量のレミングのシーンがあるが、カナダ放送協会のプロデューサー、Brian Valleeの1983年の調査によって意図的に崖へと追い詰め海へと飛び込ませたという事実が明らかになった。
まさに自分で自分の首を絞めているのにも気が付かない者たちが集団で終焉を迎えるのかもしれない、、、。
・群集における活動は知性によってではなく、感情によって強化される。
(「無意識」の領域とも交錯する。)
・群集心理は被暗示性が高い。
・群集心理は異端分子や反駁を許さない。
・群集心理においては個人の悟性は弱体化し、したがって群集心理は加速する性質を持つ。
・群集心理においては、即座に行動に波及する短絡性が存在する。
・群集における活動は、個人の利害を超えて極端な悪性に走るものもあれば、極端な英雄的行為に走るものもある。
「人間は群がるとバカになる」とロベスピエールはいう。