ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く
多国籍企業という大資本とグローバル経済、ミルトンフリードマンとかシカゴ学派、新自由主義(小さな政府、民営化、規制緩和、貿易自由化、緊縮財政)が市場を支配していっているように見える。その時折の時代と経済を考えたり、ケインズ的観点で歴史を見たり、経済イデオロギーの個々の考え方に多様性があることは問題はないのだが、経済は経世済民で世を治め、人民を救うことである。
現在、世界的にこの経世済民が機能しているのだろうか?経済格差は広がる一方である。富める者はさらに富、貧困層はますます貧困に陥る。
このような発言をすると、共産主義的な発想と思われがちだが、そうではない。共産主義の失敗というものは、悲惨である。
ではなく利権構造や再配分の是正が必要なのではないだろうか?公営が民営になれば全て正しく機能するのだろうか?一長一短である。
そもそも新自由主義というものは「公正な」市場があってそもそも機能するのではないだろうか、ロビイストが政治的フェイズにもっていって「適正」という表文句で誰かの片刃を担いでいるという疑念が残る。
極端にいえば国のバイアスのないアナルコキャピタリズムぐらいまで行くのかもしれないが、国という概念がない世界というのは現実的ではない、少なくとも今の時代は。1%の富に集積する経済システムになってないか、今一度考えることが必要なのかと思う。
ナオミクラインのショックドクトリンは「危機的状況(戦争、自然災害など)を利用して一部の富のために政策される過激な市場原理主義改革(The Rise of Disaster Capitalism)」という意味で警鐘を鳴らしている。
コメント
I like it when individuals come together and share
ideas. Great website, keep it up!