イルミナティカードの予言 Ver270 ヘール・ボップ彗星編

comet hail bob ヘール・ボップ彗星(ヘール・ボップすいせい、Comet HaleBopp、公式符号 C/1995 O1)をもじったもの

ヘール・ボップ彗星は、1997年に非常に明るくなった彗星である。「1997年の大彗星 」とも呼ばれている。HB彗星と略称されることもある。 おそらく20世紀で最も広く観測されたであろう彗星である。

ヘール・ボップ彗星の出現は、彗星についてはここ数十年無かったようなパニックを誘発した度合いもまた注目すべきものだった。彗星に続いて宇宙人の宇宙船がやってくるという噂が非常に広がり、カルト団体であるヘヴンズ・ゲートの信者の1997年のヘール・ボップ彗星出現の際に集団自殺を引き起こした。

ヘヴンズ・ゲートは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴを拠点に活動した、マーシャル・アップルホワイトとボニー・ネトルスによるUFOを信仰する宗教団体である。

2人は全米各地でミーティングを開催し、「聖母マリアは処女でイエスを身ごもったわけではない。実は、UFOによって地球外に連れ出され、妊娠させられて地球に戻ってきたのだ」「肉体は魂が運転する車にすぎない。修行を積めば、魂は次のレベルへ、地球を出て我々がやってきた場所に、天国へ行けるようになるのだ」と説いた。ヘヴンズ・ゲートは、SF好きな若者を中心に人気を集めるようになり、1回のミーティングに500人以上が出席するまでに成長。メディアからも注目されるようになったのだが、マーシャルはこれを嫌い、水面下で活動をすることを決心する。「親、兄弟、友人、全てとの連絡を絶つ」などの厳しい規則を設け、これを守れる者だけを導くと呼びかけたのだ。

「ヘヴンズ・ゲート」の教義は、主に下記のようなものである。

  • 「地球」とは、人間が高次元のレベルに意識を進化させるための「練習場」のようなものである
  • この地球には「リセット」の時が迫っており、その前に意識を進化させた者だけが、天国へ行くことができる
  • 「肉体」とは、「魂」が一時的に入り込むための「乗り物」のようなものに過ぎない
  • 意識を進化させるためには、欲求・感情・性別などの「人間らしさ」を捨てなければならない
  • 「聖母マリア」は、宇宙人によって地球外に連れ出され、その後、妊娠した状態で地球に戻されてきた
  • 太古から宇宙人は地球人を見守っており、キリストは地球人に真理を伝えるために宇宙人によって派遣された

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