カイラーサ寺院

エローラ石窟群 (एलोरा、Ellora caves)はムンバイの東にあるアウランガーバード郊外の世界的に有名な石窟群である。エローラ石窟寺院群とも言う。

34の石窟が、シャラナドリ台地(Charanandri hills)の垂直な崖に掘られており、5世紀から10世紀の間に造られた仏教ヒンドゥー教ジャイナ教の石窟寺院や修道院(あるいは僧院、僧坊)などから構成されている。仏教寺院(仏教窟)の数は12窟で、石窟寺院群の南端に位置する第1窟から第12窟がそれにあたる。ヒンドゥー教寺院(ヒンドゥー教窟)は第13窟から第29窟までの17窟、北端に位置する第30窟から第34窟までの5窟がジャイナ教の寺院(ジャイナ教窟)となっている。それぞれ石窟は近接している上に作られた時期も重なっている。

エローラ石窟寺院は、南北2kmの岩肌に34窟ある。
南から1窟~12窟 =仏教石窟寺院
13窟~29窟 =ヒンドゥ教寺院
30窟~34窟 =ジャイナ教寺院

最大の石窟寺院が、ヒンドゥ教のカイラーサナータ寺院で
南から16窟目にある。