イルミナティカードの予言㊷L5協会編

L-4SOCIETY L4協会となっているが、これはL5協会の事だろう。宇宙移民計画。

L5とはラグランジェ点No.5という意味。ラグランジュ点は地球と月から同じ距離で月の軌道上にある重力的に安定した地点であり、燃料を消費せずにとどまることができる。

スペースコロニーがスタンフォード大学で設計され、提案されている。その名は

スタンフォード・トーラス

1万人から14万人が居住することができる。トーラスには、1000万トン近くの質量が必要になる。製造には月の鉱物が使われ、マスドライバーによって輸送される。L2ラグランジュ点で物質が集められ、L5に輸送されてトーラスが組み立てられる。月で採集できない物質だけが、地球から輸送される。代替として小惑星採鉱で素材を得ることも考えられる

月協定の否決と米国宇宙協会への統合

L5協会の影響のピークは1980年の合衆国上院での月協定の否決までだった。これは、ワシントンの法律家/ロビイスト Leigh Ratiner の活動によるもので、彼は後にインスローの事件にからんで法律事務所から追い出された。

経済的分析によればスペースコロニーには利点があるとされたものの、政治経済の短期的視野においては、宇宙までの輸送コストが例えばモルモン開拓者のコロニーなどに比較して1万倍にもなるという事実によって支持を失ったのである。

1986年、協会の会員数は1万人に成長していたが、2万5千人の会員を有する米国宇宙研究所(英語版)と合併した。米国宇宙研究所はアポロ計画などで知られるロケット工学者ヴェルナー・フォン・ブラウンが創設した組織である。合併後は米国宇宙協会(英語版)と改称している。

L5協会は宇宙移民という目標を達成できなかったが、同好の士が集まるシェリングポイントとしての役割を果たし、そこから後にナノテクノロジー、ミーム学、Extropianism、人体冷凍保存、トランスヒューマニズム、人工知能、テザー推進などの分野で活躍する人々を輩出した。例えば、K・エリック・ドレクスラー、ロバート・L・フォワード、ハンス・モラベックなどが有名である。

1990年代後半、かつてL5協会で活躍した人々は、スペースコロニーや本格的な人類の宇宙での活動は技術的特異点以前にはあり得ないだろうという見解でほぼ一致している。彼らの多くはその機会に恵まれないことを残念に思っている。それは単に宇宙での太陽エネルギー利用が緊急の世界的問題への対策となるということだけが理由ではない。